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屋根のない学校をつくろう

ワクチン予約完了報告

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八丈島乙千代が浜の天然プール(2018年8月8日撮影、イデちゃん)

 新型コロナワクチン接種予約完了報告をします。

 昨日、朝8時30分、接種の予約申し込みに挑戦しました。「挑戦」などと何を気張っているのだと思う方もいるかも知れませんが、その時の私の気持ちはまさにそんな感じだったのです。インターネットを使って入場券や指定席の申し込みをすることはこれまでにもよくありましたが、今回は少しばかり緊張しました。前に書いたように予約受付の混乱ぶりを見聞きしていたからです。

 8時15分、申し込みサイトにパソコンからアクセスし、前日リハーサルした通りに市町村コード、接種券番号、生年月日、住所、氏名、電話番号、連絡先アドレス等を入力してスタンバイし、受付開始の8時30分を待ちました。8時30分、ロックが解除されたので接種会場選択に進み、空いている接種日を選ぶところまで到達しました。驚いたことにすでにかなりの日が埋まっていて、予定していた週より2週間後に空きを見つけて確保することができました。

 途中、「初めから入力をしてください」という表示が出たときは焦りましたが、幸い一画面バックするだけで回復し、予約を完了することができました。なんだかとても長く感じた作業でしたが、5分もかからず終了し、改めてインターネットの威力を感じました。お騒がせいたしました。

 

 さて、予約の先陣争いの顛末報告のついでに、読者の皆さんにはあまり馴染みのない「面倒な予約の話」をしましょう。

今回の予約騒ぎで、八丈島にいた頃ゴールデンウィークやお盆休みなどの繁忙期には飛行機の座席を確保することが難しく、予約に苦労したことを思い出しました。30年前の話です。当時は搭乗日の一月前に朝早くから飛行場の受付カウンターの前に並んで予約の順番待ちをするのですが、それでも予約できない時には「キャンセル待ち」に望みをかけるしかありませんでした。その後インターネット予約が可能になりましたが、繁忙期の予約集中は相変わらずで、少し油断して出遅れると、あっという間に希望日の座席が埋まってしまい、家族が来島する時などは人数分の席の確保が大変でした。

 旅行会社のツアーは全てがパックになっていますから万事お任せでいいのですが、個人で八丈島に行く場合は結構あれこれと面倒な準備が必要になります。夏季は民宿やホテルが一杯になる事があります。飛行機の予約と合わせて宿泊場所の確保も必要です。

さて、運よく飛行機の席を人数分確保し宿も予約できたとしましょう。羽田飛行場まで公共交通機関を使わず自家用車で行くとしたら駐車場の事前予約が必要になります。これがまた厄介で飛行場内の駐車場は空きが少なく予約が取りにくいのです。出発日に駐車場の空きがないと大変ですから、常にウェブサイトで空き状況にテェックして、空きができたらすぐに取らなくてはなりません。ダメなら早朝から駐車場の前に並ぶしかありません。

 飛行機の席が取れ、宿も予約して、駐車場も確保しました。でも、これで終わりではありません。島での「足」が必要です。足がなくては自由に歩き回ることができません。一昨年は島嶼少年野球大会と社会人サッカーの大会とぶつかり、飛行機も宿もレンタカーも予約満杯状態で友人・知人の情報とコクションとを総動員してやっとの思いで行くことができました。

 

 今日の八丈便の予約状況を覗いてみると、まだ空きがたくさんありました。緊急事態宣言下で島との往来も限られているようです。ワクチン接種が進んだら以前の賑わいが戻るでしょうか。そうなると行く前の準備は厄介になるけど、やっぱり早く島に行けるようになるといいなと思いました。(イデちゃん)