idematsu-qのブログ

屋根のない学校をつくろう

ワクチン接種に行ってきました

 

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ネムの花を見下ろす(イデちゃん)

 昨日、新型コロナウィルス・ワクチンの1回目の接種に行って来ました。集団接種会場の市役所ロビーに着くと、既に何人もの「老人」が待合室の椅子に座っていました。受付で1番の札をもらって空いた椅子に座り、開始にはまだ間があったので多くのスタッフが準備をしている様子を眺めていました。しばらくして消毒、検温、書類確認の窓口が整い、マスクとフェイスガードで防護した係がスタンバイしました。

 

 9時開始の予定でしたが「準備が整いましたので早めに始めます」というアナウンスがあり、私の名前が最初に呼ばれました。すると一人の男性が「私はこの人よりずっと先に来ていたのに、どうして1番ではないのか」と、近くにいたスタッフに尋ねました。スタッフは「予約受付の順番にお呼びしますのでお待ちください」と説明し、その男性の予約票を確かめると10時からのグループだったようです。

「〇〇さんは10時からです。それまでお待ちください」と言われた男性は「折角、早く来て順番待ちしていたのに、先にしてくれないのか」とかなり不満そうな様子でした。

 

 私が会場に到着したのが8時半頃で、その男性はその時すでに座っていましたからもっと早く来たのでしょう。早く行けば先に接種してもらえると思って来たのでしょうか。各地の接種会場での混乱が度々報じられていますが、思い違いや不十分な理解からすれ違いが生まれて、トラブルになることも多いのだろうなと思いました。

 

 最近、病院とか役所では個人名を人前で呼ばなくなりました。番号ではなく名前を呼ばれ「?」と思って手を挙げるとスタッフが近づいてきて「お名前を確認いたします。フルネームをおっしゃってください」と言われました。間違いのないように本人確認を徹底しているようです。持参した運転免許証と住所氏名を照合し、予診表のチェックになりました。

「継続して飲んでいる薬はありますか」

「いいえ」

「血液をサラサラにする薬は飲んでいませんか」

「飲んでいません」

お薬手帳をお持ちですか」

「いいえ」

いやはや徹底した確認です。ここまでしないと危険があるのでしょうか。なるほどこれでは1日にそんなにたくさんの人に接種できません。例の1日何万人もの人を相手にする「大規模接種会場」はここまでやっているのかなと、他人事ながら心配になりました。

 

 受付から始まり医師の問診を終え、接種ブースに案内されるまでにどれだけの関門を通過したでしょうか。「肩を出してください」、「ちょっと痛いかもしれませんよ」と言われた時には終わっていました。全然痛くありませんでした。15分間の事後観察は異常なしで、ワクチン接種が終わりました。

「接種1秒、前後30分」(注意1秒、怪我一生)なんてパロったら罰が当たりそうです。スタッフの皆さんのご苦労に改めて感謝します。今日はなんとなくボーッとしてます。(イデちゃん)