idematsu-qのブログ

屋根のない学校をつくろう

運転免許証を更新しました

 

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免許更新のための検査と講習

 

 昨日、運転免許証の更新に行ってきました。受付開始は8時30分でしたが8時に運転免許試験場に着いた時には、すでに長い列ができていました。定刻になると列が動き始め、筆記試験の受験者はあちら、免許更新はこちらと手際良く振り分けられて、受付・手数料支払い・視力検査・写真撮影・免許申請まで30分ほどで済みました。

この調子だと思ったより早く終わりそうだなと期待したのですが、交付まで1時間ほど待たされ、新しい免許証を受け取ったのは10時過ぎでした。

 

   今回の免許更新の手続きは5月の認知機能検査から始まりました。日付けや時刻を正しく言えるか、イラストを記憶し正確に名前を言えるか等、記憶力・判断力を測定します。8月に指定の自動車教習所で高齢者2時間講習を受講し、動体視力や夜間視力等の検査と安全運転講義、実車運転による運転行動診断を受け、高齢者講習終了証明書をもらいました。そして9月に免許更新手続きを行い、やっと有効期間3年の運転免許証を手にすることができたというわけです。

 

 かかった費用は認知機能検査料750円、高齢者講習5100円、更新手数料2500円、合計8350円也。そして検査・講習・更新手続きのために3日間が必要です。後期高齢者でなければ2500円の手数料と約2時間の手続きで終わります。更新費用も講習時間も年金生活後期高齢者の方が多いのは理不尽な感じがしますが、高齢者の自動車運転事故が多発していることを考えれば、これくらいの時間と費用と手間をかけて自覚を促す必要があるのかも知れません。

 

 そういえば、大学などで30時間以上の講習を受けなくてはならない教員免許更新制は教員の負担が大きく、内容も実践的でないと評判が悪いことから文部科学省は廃止することにしたようですが、運転免許更新のための高齢者講習の評判はどうでしょうか。負担が大きいから廃止せよという声は……聞こえてこないようですね。(イデちゃん)