idematsu-qのブログ

屋根のない学校をつくろう

ゴミを捨てるのは楽じゃない

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冬の花火(イデちゃん)

 

 先週から田舎の家の片付けを続けています。今朝は不燃物を入れた大きな袋12個を近くの集積所まで運びました。先日物置で見つけた台車を使おうと思いつき、軒下に立て掛けて置いたのを持ってきました。ずっしりと重い袋を2個積み上げて「これは楽チン」と数メートル進んだところで「ガタン」と前輪がはずれました。

 その拍子に不燃物袋が転がり落ちて破れてしまい、中身が道路に散乱しました。楽ができると思ったのも束の間、新しい袋をとりに戻って詰め替える羽目になる始末。物置に放置されていた理由がわかりましたが「後の祭り」でした。

 

 地区のゴミ集積所は狭い道路脇にあり、不燃物の置き場所は白線で仕切られています。不燃物の回収は月に1回だけなので、各家庭に置かれていたものがこの日にまとめて出されます。何回か運んでいるうちにあちこちからゴミが集まってきて、それほど広くない集積場から車道にはみ出すほどになりました。見かねて整理している私のすぐ横に、投げ出すように置いていく人もいたりして、思わず睨みつけてしまいました。

 近くに交差する幹線道路があり、集積所横の道路に信号待ちの車が溜まります。車とゴミ袋の間の僅かな隙間を自転車に乗った中学生や高校生が次々とすり抜けていきます。ハンドルが車に当たったら転んでしまうだろうにと、ヒヤヒヤしながら見ていました。

 

 全部運び終わるまでに30分ほどかかりました。台車が使えず、重たい袋を両腕に下げて100mほどの距離を何回も往復したので、すっかり疲れてしまいました。家の中に不燃物が溜まる理由がわかったような気がします。老人には結構大変な作業ですし、何かの都合で指定された日に出すことができなければ溜めておくしかありません。

 ゴミ屋敷にしないように、これからはこまめに片付けるようにします。(イデちゃん)