idematsu-qのブログ

屋根のない学校をつくろう

2020-11-01から1ヶ月間の記事一覧

一斉指導に便利な「手を挙げて」

静かな水面の風景を、小さな鳥が波紋で崩す(マツミナ) ミナさんの言う通り、確かに先生はよく生徒たちに手を挙げさせますね。学習場面ばかりではありません。朝の学活では「忘れ物した人」「咳の出る人」「朝ごはん食べてこなかった人」にも手を挙げさせる…

先生はなぜ「挙手」が好きなのか

マスクは大事ですな。(東京・小平市で、マツミナ撮影) 先生はよく手を挙げさせますね。何のためにやっているのでしょうか。 挙がっている手を見れば、先生にとっては「わかった子」がわかる。子どもにとっては「授業に参加している」気にさせる。どちらに…

「先生、ちょっと来てください」

呼んでもいないのに、集まってきた。何だかうれしい(マツミナ) 今から35、6年前の話です。私はパソコン(PC)を使った個別学習用のプログラム(学習コース)の開発に取り組んでいました。児童の反応を予想して質問を作り、例えばAと答えたらBへ、Cなら…

センセイは橋渡し役

上を向いて歩くと、思わぬ出会いがある。2階屋ぐらいの高さがある皇帝ダリアを見つけた(マツミナ) センセイの役割、難しいですね。Class Qでの「ミナセンセイ」の役割は単純です。橋渡し、ファシリテーターに徹します。 11月7日の超耐久思考「マラソンQ」…

先生の役割

マムシグサというらしい。秋の山に妙に映える=山梨・昇仙峡で、ミナ 11月7日の「超耐久思考マラソン Q」@帝京大学八王子キャンパスは実に楽しい6時間でした。以前、オンラインで行われたクラスQに参加したことがありますが、「生授業」は初めて。 現役の学…

超耐久思考 マラソンQ

11月7日土曜、曇り。帝京大学の八王子キャンパスで「質問力を磨く」にチャレンジしました。コロナ下で初の対面、それも6時間です。題して「超耐久思考 マラソンQ」。 帝京、上智、聖路加国際の学生のほか、企業人、他大学の学長、それにイデちゃんも参加しま…

「キョウシツ」がフェードアウトする日

明け方の空(11月6日6時ごろ ミナ) 屋根のない学校づくりは「イベント」ではありません。「ねばならぬ」とか「かくあるべし」という形を強要するものでもないと考えています。今の学校のあり方を全否定して、新しい学び方をする学校を創ろうという運動でも…

書き写すうちに質問が生まれる

「質問力を磨く」には、単位を取らないで学びにくる学生がいます。この授業の単位を取ってしまったものの、まだ学び足りないと参加してくるのです。成績評価とは全く関係ないのに、誰よりも熱心に課題に取り組む真剣勝負の学生です。イデちゃんが感心したの…

主体的な学び

ミナさんの「質問力を磨く」授業で、ある学生がわいせつ事件を起こした教員に関する社説をとりあげ、興味ある質問をしていましたね。 「初めは『教員』と表現しているけど、二度目に出てきたときは『教師』になっているのはなぜか?」って。僕は彼女の目の付…