idematsu-qのブログ

屋根のない学校をつくろう

2020-12-01から1ヶ月間の記事一覧

雪の大晦日

雪の朝。玄関前のたたきで七輪に火をおこそう(撮影・イデちゃん) 数年に1度といわれる大寒波の襲来だ。首相がテレビで「気をつけてください」と繰り返している。愛車のタイヤをスタッドレスに履き替えるためにガソリンスタンドに行った。 「このサイズの…

「気づきを与えるのが教育だ!」

アリが小石を運んでいた。トレーニングだろうか(撮影・マツミナ) 人気アニメ「呪術廻戦」にはまりつつあります(まだちょっとしか見ていないけれど)。中でも、主人公が学ぶ「東京都立呪術高等専門学校」の先生たちが魅力的で、セリフもかっこいい。たとえ…

先生の仕事は進路指導です

ミノムシを見つけた! 絶滅が危惧されている(東京都内で、マツミナ撮影) ミナさんから「進路選択という重要な場面に、先生はどれほどの熱量をかけて臨んでいるのでしょうか。そもそも先生たちは、進路指導は熱量をかけるべきものと考えているのでしょうか…

「先生に勧められた」結果、どうなったか

博多塀。戦禍による焼け石や焼け瓦を塗り込んで作られたそうだ。あるものは何でも使う、仕上がりも美しく(福岡市・楽水園で、マツミナ撮影) イデちゃんの言うとおり、先生の総数を増やすことができれば、次は「質」を問うことになりますね。ここ十数年、教…

先生を増やして「ガッコウ」の形を変えよう

「35人学級」は新聞各紙で大きく報じられた(写真は12月17日付読売新聞朝刊) 公立小学校の1学級当たりの上限人数が2021年度から引き下げられ、2025年度には35人になるそうです。約40年ぶりの上限引き下げです。新聞各紙は「少人数学級による指導効果が検証…

買い物に財布、郵便物に切手、いつも心に質問を

恐竜は、忘れた頃にやってくる。学校が休みの期間が近づくと、出没する(東京・西新宿で。マツミナ撮影) このところ質問力よりも、粗忽さに磨きをかけているような気がします。昨日は、八百屋さんのレジで、財布を持たずに出てきたと気づきました。2週間ほ…

むつ市民の幸福度をブータンの「国民総幸福量」の物差しで測ったら

イデちゃんのチームが作った質問。むつ市民の幸福度は? (撮影・マツミナ) ClassQで青森県むつ市の中間貯蔵施設について議論する中で、ふと思い出しました。ヒマラヤの麓にあるブータンが打ち出した「国民総幸福量」(Gross National Happiness=GNH)…

冷たい風の中で、熱い議論

窓全開で冷たい風が吹き込んでも、熱気は冷めず(撮影・マツミナ) 帝京大学八王子キャンパスで開いた2回目の対面Class Q。哲学者のように腕組みをするイデちゃんのかたわらで、学生たちも思考し続けていました。それも、熱く。授業をふりかえるリフレクシ…

むつ市民になりきって、中間貯蔵施設の共同利用案を考える

学生たちと一緒に頭をひねるイデちゃん(写真右、マツミナ撮影) 12月19日、帝京大学八王子キャンパスで開かれた2回目の対面マラソンQに参加しました。今日は、青森県むつ市に建設中の使用済み核燃料の中間貯蔵施設を共同利用したいと、電気事業連合会がむ…

「効率」が質問を封じる

霜柱を見ると、今も一歩踏み出してしまう(撮影・マツミナ) 今朝、今年初めての霜柱を見つけました。踏んだ時のシャリっという音と感触が好きで、小さい頃からこの時期を楽しみにしていました。ただ、踏んだ後の靴の裏がいけない。泥がついて道路を汚すし、…

Class Qは大学生の「総合的な学習の時間」

明け方の太陽が、空と水面に絵筆を走らせていた。太陽は楽しく描いていたに違いない、と勝手に想像している(撮影・マツミナ) それなりの成績はとれるけれど、決して楽しんで勉強しているわけではない——。そんな中学生の姿が国際教育到達度評価学会が8日に…

推敲リストを自分でつくる

蔦葉海蘭(ツタバウンラン)。長い茎は、光を求めて。(マツミナ) 「質問力を磨く(Class Q)」では毎回、その日の読売新聞朝刊のある記事を「自分以外の誰かになりきって」読み、質問を作ります。本日(12月11日)の紙面では、「経済再生へ減税拡大」「現役…

たたけよ、さらば開かれん

いつも笑顔の恵比寿さま。運を開いてくれるそうな(福岡・住吉神社、マツミナ撮影) 先生という仕事をしていると、必ず一度は「なぜ勉強しなくちゃいけないの?」という問いかけに出くわします。あなたが先生だったらなんと答えますか。 知りたい、できるよ…

「鬼滅の刃」が学びの扉を開く⁉︎

新聞紙面を飾った「鬼滅の刃」(マツミナ) 12月4日(金)に、ちょっと珍しい風景に出くわしました。若い人たちが新聞を買うために、朝から駅の売店やコンビニを走り回っていました。SNS上でも「コンビニを回ったのに新聞がない!」と悲鳴が。 この日は「鬼…