コロナ下の歓迎会
オリンピック・パラリンピック組織委員会が18日夜、IOCのバッハ会長らの歓迎会らを迎賓館で開くそうですね。NHKが報じていました。日本側からは菅首相、組織委員会の橋本会長、女性蔑視発言で辞任した森前会長らも出席するとのことです。
新規感染者数が国内外で増加しています。その中での五輪というだけでも相当、野蛮な行為です。世界の人々がどれほどの不安と嫌悪感で日本を見ていることやら。そのうえ、歓迎会まで。どこまで愚行を重ねたら気が済むのでしょうか。
本日(7月17日)、「質問力を磨く(Class Q)」の最終発表会「ポスターセッション」を開きました。テーマは営業職の研究です。学生はチームを組んで、ITや食品メーカー、建設業など8社のうちから1社を選び、当該企業の営業職の特徴や課題などを取材し、1枚のポスターにまとめます。どのチームも例外なく苦戦していました。まず企業に提出する企画書を書こうにも、メンバーの時間調整がうまくいかず、集まれない。集まっても議論にならない。何とか集まったメンバーで書き上げた企画書を見て、これまでの話し合いに参加していなかったメンバーが異議を申し立てて振り出しに戻り…。
苦労しながら、やっと迎えた最終発表の場でした。詳細は後日お伝えするとして、今日印象に残ったのはこんな場面です。
初めてのポスターセッションを終えてご機嫌の1年生がチームリーダーの4年生に言いました。
「先輩、発表うまくいきましたね。今日、打ち上げしましょうよ」
これに対して4年生は厳しい表情でさとします。
「ダメに決まってるでしょ、緊急事態宣言中だよ。もし何かあったら、Class Qのみんなと大学に迷惑をかけるでしょ」
1年生は神妙な顔つきで「そうですよね」。
この学生たちの爪の垢を進呈します。18日夜の歓迎会に参加される全ての方々に。(マツミナ)